こんにちは。むったパパです。
子どもの夜泣きや寝かしつけって大変ですよね。
夜泣きの理由がわからなかったり、一度起きてしまうとなかなか寝付いてくれない。なんてことは子育て中のパパ、ママは一度は経験しているのではないでしょうか?
こんな経験ないですか
- 夜泣きに苦労している
- 長時間の寝かしつけを行っている
- 夜中に何度も起きる
- 昼寝をしてくれない
- パパママは睡眠不足でイライラしてしまう
娘が9か月のころ夜泣きに悩まされており深夜2時と早朝5時に泣いて起きてました。そのたびに起きて抱っこして寝かせてを繰り返しておりひどいときは数時間も抱っこをしていました。
夫婦ともに睡眠不足という夜泣き問題に頭を悩ましていたある日


ねんねトレーニングという言葉自体知らなかったのですが、赤ちゃんが自力で寝られるようになることを目的としています。
そこで今回はねんねトレーニングを実践してみた結果とその効果についてまとめてみました。
今回 ねんねトレーニング を行うにあたって参考にした文献はこちら

マンガなので読みやすくポイントをしっかり捉えて説明してくれるのでわかりやすい。
こちらの本は科学的根拠に基づいたメソッドになります。なので説得力も半端ないです。
※今回紹介することは私たち夫婦が ねんねトレーニング を実際に行いこの本の中から取り入れた内容を記事にまとめています。

ねんねトレーニングとは

冒頭でも説明した通りネントレとは赤ちゃんが一人で眠れるように習慣づける睡眠トレーニングのことです。
ねんねトレーニングを行うことで得られる効果は以下の通り
・寝かしつけの困難が減少する
・赤ちゃんが夜中に起きる回数が減る
・親子ともに長時間の睡眠が確保できる
・ママの精神状態がよくなる
・赤ちゃんの機嫌がよくなる
・バランスのとれた心身発達が得られる
ねんねトレーニングを行う上で大事な4つの土台

ねんねトレーニングを行う上で把握しておかないといけないことは4つの土台を整えるということです。
別名:睡眠の土台と言われており、土台を整えて寝かしつけをすることで赤ちゃんのねんねトラブルを減らすことができます。
例えばなぜ泣いているのか?という理由を考えた時にこの4つの土台を把握していたら泣いている原因が追究しやすいです。
その為、この睡眠の土台を知ることはねんねトレーニング成功させる上で必須の条件になるのでしっかり把握していきましょう。
では順番に紹介していきます。
①活動時間の把握

月齢別の活動時間の目安
月齢 | 活動時間の目安 |
新生児〜1ヶ月 | 約40分 |
1〜2ヶ月 | 約40分から1時間 |
2〜3ヶ月 | 約1時間から1時間20分 |
4〜5ヶ月 | 約1時間20分から1時間30分 |
6〜8ヶ月 | 約2時間から2時間30分 |
9ヶ月 | 約2時間30分から3時間 |
10ヶ月〜1歳2ヶ月 | 約3時間30分から4時間 |
1歳3ヶ月〜1歳半 | 約4時間から6時間 |
1歳半〜3歳 | 約6時間 |
4歳〜5歳 | 約5時間〜12時間 |
この表は目安です。
赤ちゃんが活動時間より長く起きているとストレスホルモンであるコルチゾールが過剰に分泌してしまい、興奮状態になるので夜泣きが起きたり昼寝に影響したりするとのこと。

この活動時間が終わる20~30分前に目が開いている状態でベッドで寝かせるようにしましょう。
※最初の数日間はめっちゃ泣きます
また活動時間を気にしすぎているとパパママは何もできなくなるので
朝起きてから次に寝る朝寝と夕寝から起きて就寝までの活動時間を超えない。
上記を守ってもらえるとそれ以外は活動時間が過ぎても大丈夫とのこと。

②睡眠を行う環境を整える

睡眠環境を整えるのに重要なことは光、音、温度・湿度、服装、安全性の5つです。
・光について
・朝の日光浴を15分くらい行う
・昼間でも夜寝る時と同じ暗さにする
・外からの光は完全に遮断する
・TVやスマホは寝る1時間前には見せない
私達夫婦と娘は寝室で寝ているのですがカーテンは遮光性のものではなく夜明けには朝日が入ってきて明るくなっていました。
しかも寝室は東なので朝はとても明るいです。朝日の影響で娘が起きてしまっていたと反省しすぐに遮光カーテンと遮光シートを購入。昼間でも完全に光が入らない夜の暗さを作りました。
この遮光シートはかなり優秀でした。遮光カーテンだけでは四隅から光がこぼれてしまうのですが遮光シートを使うと光漏れがなくなり寝室は真っ暗です。

・音について
・外の音が気になる場合は安眠を助ける『ぐっすりノイズ』を使用する。
・ぐっすりノイズを使う場合は一晩中流し続けて環境をキープする
上記のように紹介されていますがむった家では音に関しての対策はしませんでした。車通りの多い場所に立地していて今後その音にも慣れてもらわないといけないという理由です。
気になる方に関しては検討されても良いかと思います。
・温度と湿度について
・就寝時は大人が部屋に入って肌寒く感じる20~22度くらいに設定する
・手足先まで冷えていたら寒すぎ
・背中、頭に汗をかいていたら暑すぎ
・怖い夢を見て起きたり夜驚症のような場合は暑すぎる可能性があり
・エアコンの風は直接当てない
・梅雨時期の湿度は40~60%を保つ
室温20から22℃の間と書いていますが手足が冷たくなりすぎていたので我が家では24℃前後を目標にしています。
温度湿度計を購入(100均)し室温を24℃前後、湿度を40から60%をキープできるようにしました。
・服装について
・就寝時は大人が部屋に入って肌寒く感じる20~22度くらいに設定する
・手足先まで冷えていたら寒すぎ
・背中、頭に汗をかいていたら暑すぎ
・怖い夢を見て起きたり夜驚症のような場合は暑すぎる可能性があり
・エアコンの風は直接当てない
・梅雨時期の湿度は40~60%を保つ
ねんねトレーニングを行っていたのは5月に行っていたので衣類は長袖パジャマに薄いスリーパーを着せて寝かせていました。
※娘はかなり体動が多いので布団の意味がなかったのでスリーパーは役に立ちました。
・安全性について
・赤ちゃんが安全で安心して寝られるような環境をつくる
・赤ちゃんが一番安全な寝床はベビーベッド
・添い寝でも安全性に配慮されていればOK
むった家はもともとベビーベッドで寝かせていたのでここは問題なしでした。
③幸福度

幸福度とは親と子の幸福度はリンクしているということ。親がイライラしているとそれは赤ちゃんに伝わります。
子どもに尽くしたとしても親の心が満たされてなければ子供の心も満たされにくく互いの幸福度は上がりません。
我慢せず誰かに頼って親の息抜きをすることは親と子にとって良いということみたいです。

子どもの心を満たすために
・1日5分程度(20分から30分とれればベスト)1対1の時間を作る。
・肌と肌のふれあいでママにも赤ちゃんにも幸せホルモンが分泌される。
仕事から帰ると娘と遊ぶのが最高の時間でむったは心が満たされています。
なので娘も心が満たされているはず…
④寝る前のルーティンをつくる

赤ちゃんは次に何が起きるか予測できると安心します。
その為入眠前のねんねルーティンは必須。
例)入浴→保湿→着替え→授乳→歯磨き→絵本の読み聞かせ→消灯
一貫して行う。
むった家では
入浴→保湿→15分程度自由にさせる→周りを暗くして授乳→家族でハグ→寝室で寝かしつけ。
を一貫して行いました。
授乳で寝落ちしそうな時も無理やり起こしました。
ネントレの実践について

ここからは本を参考にしつつむった家オリジナルで行った内容も入っています。
環境編
- 活動時間を守る
- 寝る前のルーティンを夫婦で決める
- 環境では寝る前の室温を確認し室温が高ければクーラーで調整を行う
- 遮光シートと遮光カーテンの組み合わせで寝室は昼でも真っ暗な環境にする

ねんね編
- 寝かせる時はトントンと抱っこを5分ほど行い、目が開いている状態でベッドに置く
- ベッドに寝かせたらトントンをして退室
- 泣いた場合5分様子を見る。泣き止まないようであればトントン、抱っこを1分行い退室。退室後泣いている場合は8分様子を見る。これの繰り返し。
※ねんね編は本にあるタイムメソッドを参考にむった家オリジナルに変えています。その為本の内容と異なります。
まとめ

ねんねトレーニングについて参考文献をもとに実際に実践した内容をまとめました。
ねんねトレーニングをする際の重要なポイントが以下の①~④になります。
ねんねトレーニングを取り入れた結果、現在は夜泣きはなく夫婦ともに良眠しています。
最初の1週間は本当に大変でしたが心折れずに取り組んだ結果セルフねんねが出来るようになりました。
ねんねトレーニングは最初が大変ですが夜泣きなどで苦労されている方は実践してみる価値はあると思います。