- スキー・スノボ用のゴーグルが欲しいけど選び方がわからない
- 何を選んでいいのかわからない
- ゴーグルって必要なの
今回こんなお悩みに答えていきます。
こんにちわ。むったパパです。
スノボ歴15年の私がゴーグルの選び方を伝授します。
ゴーグル選びでは3つのポイントを押さえれば誰でも簡単にゴーグルを選ぶことが出来ますよ。
この記事で分かること
- ゴーグルの選び方がわかる
- ゴーグルの魅力が伝わる
- ゴーグルの必要性がわかる
初心者のうちは慣れない、見づらいという理由でゴーグルをされない方がいますが、ゴーグル選びが出来るようになるとスノボが格段に楽しくなります。
この記事ではゴーグル選びのポイントをまとめていますので参考になればうれしいです。
それでは参りましょう!
ゴーグルは必要?ゴーグルのメリット・デメリット
そもそもゴーグルは必要?しない方がよく見えて滑りやすいのでは?といった声を耳にしますが、ゴーグルは着用したほうが良いです。その理由は目の保護になります。
晴れた日のゲレンデ照り返しは、太陽からの紫外線と雪面から反射される紫外線が合わさって市街地のおよそ2倍の紫外線が眼に入ってくると言われています
ゴーグルのメリット・デメリットは以下の通り
ゴーグルのメリット
- 目の保護
- 慣れると裸眼よりも見やすく雪の状態がよくわかる
- 照り返しによる日焼け防止
- 吹雪いても視界がクリア
- 集中できる
- 良く見えるので雪に引っかからない
ゴーグルのデメリット
- 良い物は高い
- 安い物はすぐに曇るので使えない
- 自分の顔の形に合ったゴーグルを探すのが大変
- 使い慣れるまで違和感がある
- レンズの色で見にくいと感じる場合がある
中級者、上級者になればサングラスでも良いと思います。
しかもおしゃれでカッコイイのでマネしたいですが、初心者のうちはやめておいた方が良いです。
理由は以下の通りです。
サングラスじゃない方が良い理由
- ぶつかった時に紛失、破損しやすい
- 顔の保護にはならない
- 照り返しは予防できるが、ゲレンデの状態(雪の凸凹)がわからないので滑りにくい
スノボはうまい人でも転倒します。しかし転び方、転倒の仕方がうまいので大惨事にはなりません。
初心者は転び方があまりうまくないので転倒した際にサングラスやニット帽が飛ばされやすいです。
サングラスがボードの下敷きになった、顔面から転倒してサングラスの破片が目に刺さったなど危険がいっぱい。
ゴーグルであれば顔面から転倒してもプロテクターの役割もしてくれるので大惨事になりにくいです。
ゴーグル選びで重要な3つのポイントとは
結論をいうとゴーグル選びで重要なポイントは3つ。
- 曇りにくい
- 顔の形に合っている
- 見やすい
上記の条件を満たしたゴーグルを選ぶことが重要です。
ゴーグルをする上で1番のストレスはゴーグルが曇ることです。
前が見えなくて滑りにくいし曇ったら毎回拭かないといけない。ほんとにこれはストレスです。
顔に合ったゴーグルを選ぶことで、吐いた息が顔の隙間から侵入してくるもの防ぎ曇りづらくなります。また転倒時に雪がゴーグル内に侵入してくるのを防ぎます。
吐いた息でゴーグル内が曇ってしまえばもう前が見えません。毎回拭きとるのもストレスです。
またゴーグルレンズにはカラーによって見やすく感じる物があります。
レンズカラーによって特徴は変わってきますが、見やすいゴーグルはストレスなくスノボをするには欠かせません。
以上の点からゴーグル選びの必須条件は曇りにくい・顔の形に合っている・見やすいゴーグルを選ぶことになります。
順番に解説していきます。
曇りにくいゴーグルを選ぼう
ゴーグルを選ぶ際に気をつけないといけないことは【曇りにくいゴーグルを選ぶこと】になります。
詳しく言うと【曇りにくいレンズを選ぶ】ということになります。
シングルレンズとはその名の通りレンズが1枚になっています。視界のゆがみがないという特徴がありますが、曇りやすいです。
ダブルレンズとは2枚のレンズの間にある空気層があって、ゴーグルの内部と外部の間に気温差が生じにくいため、曇りにくい構造になっています。
ゴーグルレンズ | メリット | デメリット |
---|---|---|
シングルレンズ | 視界のゆがみがない お手頃価格 | 曇りやすい |
ダブルレンズ | 曇りにくい | 値段が高い |
つまりダブルレンズのゴーグルを選ぶことは曇りにくいゴーグル選びの第一条件になります。
平面レンズと球面レンズ
またレンズには平面レンズと球面レンズがあります。
平面レンズ
- 全体的なフォルムをコンパクトにすることができ、見た目がスッキリしている。
- レンズと目の距離が近いことから、視界が歪みにくい。
- 柔らかく傷がつきやすいが顔にフィットしやすい。
球面レンズ
- 衝撃に強く、耐久性に優れている
- レンズと目の距離が離れている為、ゴーグル内の容積が多くなり空気循環しやすいため曇りづらい
- レンズのカーブが眼球の丸みに近く、どの方向を見ても一定の距離が保たれていて鮮明な視界で目の疲れも軽減される
まとめると以下の通り
レンズの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
平面レンズ | 視界がゆがみにくい ワイドな視界 顔にフィットしやすい 見た目コンパクト 球面レンズより安価 | 傷つきやすい |
球面レンズ | 目の疲れ軽減 鮮明な視界 曇りにくい 耐久性があり傷つきにくい | 平面レンズよりも高価 平面レンズよりも視野が狭い |
曇りにくいゴーグルを選びたければダブルレンズの球面レンズを選べば良いということになります。
しかしこの場合、好みもありメリットもそれぞれである為、平面レンズ、球面レンズにおいてはどちらでも良いと思います。
自分の顔の形に合ったゴーグルを選ぼう
ゴーグルは各ブランドによって様々なものが展開されています。海外ブランドのオークリーやエレクトリックなどはアジアンフィットと呼ばれるモデルがあります。
アジアンフィットとは
欧米人と日本人では鼻の高さが違うので海外モデルを日本人が着けてしまうと鼻の部分に隙間ができてしまいます。
この鼻の部分をアジア人向けに調整したモデルがアジアンフィットです。
また顔の形に合っている(フィットしている)ということは、吐いた息がゴーグル内に侵入しないのでゴーグルが曇りません。
以下の点を気にしてみましょう。
チェック
- 鼻・頬・おでこ に隙間がないか
- 呼吸がしやすいか
実際につけてみて鼻・ほほ・おでこ の間にすきまができないゴーグルを選ぶのがポイントです。ポイントを押さえることでゴーグル内に雪が入ってくるのを防げます。
まずは実際にお店に足を運んで試着をしましょう。そこで自分に合った形のゴーグルを見つけましょう。
ゴーグルレンズの透過率を知っておこう
ゴーグルレンズを選ぶ際に【可視光線透過率】って言葉をよく目にすると思います。
可視光線透過率とは
人が見ることのできる光の透過率のことで、レンズを通した視界の明るさを示します。
裸眼の視界は可視光線透過率 100%になります。
要するに、ゴーグルをつけてどれくらい見えるかということになります。
この可視光線透過率は以下の通りです。
天候 | 可視光線透過率 |
---|---|
晴天 | 15%前後 |
曇り・雪 | 45%前後 |
ナイター | 90%前後 |
オールマイティーに使えるのが可視光線透過率45%前後になります。迷えばこの辺りを選んでおけば間違いないです。
次にレンズカラーについて以下にまとめました。
レンズカラー | 天候 |
---|---|
オレンジ・ピンク系 | 万能 |
イエロー・ブルー | 曇天・夕暮れ 向け |
グレー・ミラー系 | 晴天 向け |
クリア | ナイター 向け |
実際にお店に足を運んでレンズカラーを確かめた方が良いでしょう。
とにかく見やすいのでオススメ
まとめ
今回ゴーグル選びで重要な3つのポイントを解説しました。まとめると以下の通りです。
まとめ
- 目の保護の為にもゴーグルは必要
- 曇りにくいゴーグルと顔に合ったゴーグルを選ぼう
- 曇りにくさを重視するならダブルレンズの球面レンズを選ぼう
- レンズの色・透過率も気にしよう
初めてゴーグルを購入する、買い直す等ゴーグル選びの参考になればうれしいです。
ゴーグルは快適にスノボをする上で必須のアイテムになります。山の天候は変化しやすく晴れていても急に吹雪いてきたなんてことはよくある話です。
ゴーグルを着用していたら急な変化にも対応できます。
ぜひ良いゴーグルを買って滑りにいきましょう。